内容説明
平成15年度からの支援費制度発足と時を同じくして、いわゆる障害者福祉のケアマネジメントが導入され、本格的実施に移されたところである。本書は伝統的なケアマネジメントの理論や理念を踏まえつつ、新たに利用者の切実な要請に応えるべく、利用者本位の理念をより発展させ、強さモデル(ストレングス)の視点からエンパワメントや利用者の対処能力の高揚を目指す「利用者主導」の理念を具体的な臨床・現場経験を軸にして展開した意欲的な著作となっている。
目次
第1部 総論編(ケアマネジメントの基本的な考え方;ケアマネジメントの過程と機能 ほか)
第2部 実践編(初回面接;説明と契約 ほか)
第3部 事例編(初対面の利用者;なじみの関係の利用者)
第4部 Q&A/社会資源紹介の例(Q&A;社会資源紹介の例)
著者等紹介
三品桂子[ミシナケイコ]
花園大学社会福祉学部助教授。精神保健福祉士、臨床心理士
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