内容説明
ストーマリハビリテーションが、わが国でその重要性が認知されるようになったのはたかだか20年ほど前のことで、その歴史は極めて浅い。ストーマリハビリテーションが学として進歩しなかったのは、術(臨床の実際、技術、あるいはアートという言葉を用いるべきか?)というものの奥深さを、とことん突き詰めることをしなかった医療者側の姿勢に原因があるのではないか。本書では、術というキーワードに徹底的にこだわった。術を極めることによって、ストーマリハビリテーション学の新たな進歩の矢印が示されるであろう。
目次
1 外科リハビリテーションとしてのストーマリハビリテーション
2 ストーマリハビリテーションの用語
3 ストーマの手術
4 ストーマの管理
5 ストーマ・スキンケア
6 ストーマ装具の選択
7 ストーマの患者のみかた
8 ストーマの合併症
9 オストメイトの生活
10 ストーマ医療社会保障
11 ストーマケア技術の応用
12 さらに深く学ぶために
13 ストーマ装具一覧
著者等紹介
穴沢貞夫[アナザワサダオ]
東京慈恵会医科大学外科
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。