目次
第1部 新しい食との出会い(醤油と日本人移民―ハワイ・北米の場合;胃袋の定住―日本人移民とカリフォルニア米;戦時下の食を通じた支配と抵抗―帰米二世・井上龍生日記に見るツールレイク隔離収容所監房の食;戦時下のアメリカ抑留所における食事―「危険な敵性外国人」として収容された日系人たちの食生活)
第2部 変わりゆく食(レシピの余白に書き込まれた食物語―日系アメリカ人とクックブック;異郷に生きるムスリム・ディアスポラ―イスラームの食生活から見たアフガン移民の暮らし)
著者等紹介
河原典史[カワハラノリフミ]
歴史地理学、近代漁業史研究。立命館大学文学部教授
大原関一浩[オオハラゼキカズヒロ]
歴史学、アメリカ社会文化研究。西南学院大学国際文化学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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マル
4
期待したおいしい食べ物系の本ではなかったw 移民やその他の分野の学者さんの、移民の食を共通テーマにした共著本。 明治時代からカリフォルニアやシカゴやハワイに移住していた日本人の米や醤油の輸入や現地生産の状況とか、戦時中に敵性外国人として収容されていた人々の食料事情など。当時の現地の日本語新聞や日記などに基づいて書いてある。 遠く志を抱いて米国迄きている同胞が何故かかる高価を払って迄椎茸を喰わなければならぬか・・という当時の偉い先生のお叱りがおもしろかった。そうは言っても椎茸食べたい気持ちはわかる2024/09/22
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