内容説明
CSRと企業倫理、その「歴史」・「理論」・「哲学」を学び、研究する。
目次
第1章 企業の社会的責任と企業倫理(企業の「責任」と「倫理」について;アメリカにおける「企業の社会的責任」論の展開;「応用倫理学」の一分野としての「企業倫理学」;「企業倫理」論の発展;立法精神の遵守;「企業倫理学」と「企業倫理」論との相互補完性)
第2章 「現代CSR」論(「現代CSR」の論理;「現代CSR」の制度化;「現代CSR」を巡る議論;「現代CSR」論における「企業倫理学」の位置;企業の社会的責任・企業倫理に関する議論の今後の展望)
第3章 批判哲学的企業倫理研究(現代におけるカント哲学の意義;人倫の形而上学―定言的命法と「同時に義務である目的」の概念;批判哲学的企業倫理研究による諸説)
著者等紹介
山下裕介[ヤマシタユウスケ]
1999年埼玉県立南稜高等学校卒業。2003年上武大学経営情報学部経営情報学科卒業。2005年作新学院大学大学院経営学研究科経営学専攻博士前期課程修了。2008年駒澤大学大学院商学研究科商学専攻博士後期課程修了、博士(商学)(駒澤大学)。現在、作新学院大学経営学部准教授(「企業の社会的責任論(CSR)」担当)、作新学院大学大学院経営学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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