目次
第1部 分岐点としての「人権と政治」―「分割」と「統合」(「歴史の終わり」とリベラル・デモクラシー;「二重底」のネオ・リベラリズム―「人権は政治ではない」;「統合」のラディカル・デモクラシー―「人権の政治」;「自律」のデモクラシー―「人権と政治」)
インターメッツオ(個人主義の昂進と人権―われわれはどこに向かうのか?(第一部での議論の前提)
人権と国家の両義的関係―近代政治哲学のパラドックス(第二部での問題の所在))
第2部 人権の十字路―「分割」か「統合」か(リベラルな人権論(リベラル・デモクラシー)における二つの系譜
ラディカルな人権論(ラディカル・デモクラシー)の統合原理
日本の分岐点)
エピローグ ラディカルな人権論と統制的理念
補論 日本における人権意識の特徴―自律的社会と雑種文化との距離
著者等紹介
佐々木允臣[ササキノブオミ]
1942年広島市に生まれる。1966年同志社大学大学院法学研究科修士課程修了。現在、島根大学名誉教授。専攻は法哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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