目次
フランク王国
カロリング帝国の成立
カロリング帝国の終末
オットー(ザクセン)朝の出現
オットー大帝(一)―内乱の克服
オットー大帝(二)―神聖ローマ帝国の誕生
オットー二世、オットー三世―皇帝理念に燃えた若者
ハインリヒ二世―帝国の再建者
コンラート二世―ザリアー朝の登場
農業生産力の上昇と集落の拡大〔ほか〕
著者等紹介
瀬原義生[セハラヨシオ]
1927年鳥取県米子市に生まれる。1951年京都大学文学部史学科西洋史専攻卒業。1956年京都大学大学院(旧制)修了。現在、立命館大学名誉教授、元京都橘女子大学教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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中村禎史
1
メロヴィング朝から13世紀フリードリヒ2世までのドイツの歴史を時代順、皇帝順に政治史中心に概説する。農業商工業、都市建設、文化等にも全体の1/3程度が充てられる。イタリア北部及び南部の統治を巡ってのローマ教皇との対立および協調、ドイツ各地の家門の消長・確執が面白い。 いわゆるカノッサの屈辱で教皇グレゴリウス7世に屈したとされるハインリヒ4世だが、王権の尊厳は維持して実を取っていたこと、その一方晩年には実の息子(同5世)の謀反に遭うなど不遇であったことが印象的。その他フリードリヒ2世と十字軍など興味深い。2018/01/07
汲平
0
途切れ途切れに1年がかりで読了。フリードリヒ2世の死までのドイツの歴史。勉強になりました。2015/12/04
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