内容説明
豊かな精神土壌を舞台に彩り鮮やかに開花した芸能と芸術。独特の日本文化とはなにか…。能・文楽、上方歌舞伎・浮世絵、京舞、花街、花鳥画、マンガ、映画・テレビ、翻訳…その深淵を究める旅。
目次
能の現代と未来
人形が描く喜怒哀楽
上方歌舞伎が表現するもの
京舞について
京都花街の経営学―おもてなし文化の担い手「舞妓」の人材育成
上方浮世絵の魅力
日本文化の特質―花鳥画を通して
鳥獣戯画からマンガへ―世界が認知した「日本の漫画」とは
文化財修理の意義と実践―仏像彫刻を中心に
映画制作の現場から日本文化の源流を探る
新興の文化―テレビドラマの源流
古典の可能性・翻訳の不可能性