G.W.F.ヘーゲル 論理学講義―ベルリン大学1831年

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  • サイズ A5判/ページ数 327p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784892596162
  • NDC分類 134.4
  • Cコード C3010

目次

論理学への序論(客観性に対する思想の第一の態度 形而上学;客観性に対する思想の第二の態度 ほか)
第1部 有(質;量 ほか)
第2部 本質(現存在の根拠としての本質;現象 ほか)
第3部 概念(主観的概念;客観 ほか)
編者解説(編者序文)

著者等紹介

牧野広義[マキノヒロヨシ]
1948年生まれ。1977年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得。現在、阪南大学経営情報学部教授

上田浩[ウエダヒロシ]
1953年生まれ。1982年関西大学大学院文学研究科博士前期課程修了。現在、大阪大学、京都府立大学非常勤講師

伊藤信也[イトウシンヤ]
1969年生まれ。2002年関西大学大学院文学研究科博士後期課程修了、関西大学博士(文学)。現在、関西大学ほか非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Bevel

3
ヘーゲルの息子による論理学講義の筆記。論理学の全体像を見通すには良い本だと思う。有は「始原」で、本質とは「自分自身の中での映現」。概念は「自由」で「実体的なそれ自身で有る力」であり「すべての土台」になる。主観的理念とその中にある対象としての理念の間に円環を作り、弁証法を推進すること、つまり精神が究極的な真無限であることを示すこと、これが論理学の役割だ、とまとめてみた。正直よくわからないところがたくさんあった。成が定有として静止して質に向かうときの、外側によって規定される内側の「限界」が面白かった。2013/05/17

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