はたらく人々のいのちと健康
建設労働者の職業病

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  • サイズ A5判/ページ数 89p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784892595127
  • NDC分類 510.96
  • Cコード C0036

目次

ありふれた病気にひそむ職業病の掘り起こしを
静かな時限爆弾=石綿(アスベスト)
「石綿」による胸膜のガン、中皮腫
石綿(アスベスト)新法の成立
石綿による健康障害の予防
職業病の代表格“塵肺”
喘息―見落とされやすい呼吸器疾患
上肢障害
電動鋸などの振動工具で発症、大工などの「振動病」
メンタルヘルスと「自殺」
有機溶剤
皮膚障害
建設労働者と職業ガン―家具、有機溶剤、石綿など
気づきにくい「騒音性難聴」、大切な予防=「耳栓」を
これからの課題は?職業病の掘り起こしと予防

著者等紹介

柴田英治[シバタエイジ]
1955年生まれ。名古屋大学医学部卒業。1988年名古屋大学医学部衛生学講座助手。1998年同助教授。1995~97年スウェーデン国立労働生活研究所客員研究員。2003年より現職の愛知医科大学医学部衛生学講座助教授。専門は労働衛生学、産業中毒学。愛知産業保健推進センター特別相談員。名古屋市アスベストのリスクコミュニケーション懇談会委員

垰田和史[タオダカズシ]
1954年生。滋賀医科大学卒業後、総合病院勤務、1991年滋賀医科大学大学院修了(医学博士)。同予防医学講座、助手、講師をへて1998年より助教授。この間、スウェーデン国立労働生活研究所留学。専門:労働衛生、人間工学

田村昭彦[タムラアキヒコ]
1955年生まれ。九州大学医学部卒業。医師、労働衛生コンサルタント。専門は社会医学、労働衛生。現在九州社会医学研究所所長、日本社会医学会理事、働くもののいのちと健康を守る全国センター副理事長、「人間らしく働くために 労災職業病九州セミナー」代表世話人会議長、福岡県民主医療機関連合会副会長

西山勝夫[ニシヤマカツオ]
京都大学工学部卒、工学博士(大阪大学)、公衆衛生学修士(米国ジョンズホプキンス大学)関西医科大学助手を経て現職滋賀医科大学教授に至る。専門は社会医学、労働衛生学、人間工学。社会医学会理事、働くもののいのちと健康を守る滋賀県センター理事長、大阪労働健康安全センター副理事長、労働安全衛生研修所理事、15年戦争と日本の医学医療研究会副幹事長

舟越光彦[フナコシミツヒコ]
1962年生まれ。熊本大学医学部卒業後、1987年より千鳥橋病院に勤務。現在、九州社会医学研究所副所長と千鳥橋病院予防医学科長を兼任。医学博士(滋賀医科大学)、労働衛生コンサルタント。専門は労働衛生。建設労働者の健康問題には中央建設国保福岡県建設支部の健康相談医としてアスベスト、上肢障害などの労災申請や健康管理に関わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。