内容説明
本書では四人の女性の事件と裁判、運動の経過を辿りながら、今日の企業の合理化・リストラの問題、労働組合のありかたの問題、少数者に極端な不利益を与えるような労働協約の効力という法的問題、今日の裁判の問題、裁判闘争の問題などを考える。
目次
1 神姫バス事件の概要
2 裁判を決意するまで
3 第一審段階の闘い
4 一審敗訴、そして大阪高裁での闘い
5 法的争点―法廷内の闘い
6 和解・勝利へむけての闘い
7 和解・勝利、そして勝利集会
8 家庭をもつ働く女性が闘うということ
9 四人の原告の夫たち
10闘ってよかったこと