内容説明
阿部薫の死の絶望から、「明るい絶望」へ。SF論・GS論など、キャンプ指向を強めた後期の秀逸なエッセイ、対談、写真他収録。初の単行本化。大滝詠一・エディ藩・山崎春美・所ジョージ・高信太郎、幻の対談収録。
目次
写真(一九七〇青山;一九七四原宿)
エッセイ(女と男の小宇宙;SFをさがして;涙のヒットパレード)
対談/インタビュー(大滝詠一―大天才、これしかない!;エディ藩―REMEMBER YOKOHAMA BLUES;山崎春美―IN BED INTERVIEW ほか)
著者等紹介
鈴木いづみ[スズキイズミ]
1949年7月10日、静岡県伊東市に生まれる。高校卒業後、市役所に勤務。1969年上京、モデル、俳優を経て作家となる。1973年、伝説となった天才アルトサックス奏者阿部薫と結婚、一女をもうける。新聞、雑誌、単行本、映画、舞台(天井桟敷)、テレビなど、あらゆるメディアに登場、その存在自体がひとつのメディアとなり、’70年代を体現する。1986年2月17日、異常な速度で燃焼した36年7カ月の生に、首つり自殺で終止符を打つ
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