内容説明
著者の福沢美和さんは諭吉先生の曽孫。網膜色素変性症で視力はゼロ。13年前、念願の盲導犬“フロックス”を得て、かねてより抱いていた夢を次々と実現する。この“ふたり”が果たした盲導犬への啓蒙は極めて大きい。テレビ・ラジオの出演、講演にと、ふたりはいつもいっしょ。格式あるホテル、レストランや歌舞伎座などなど、盲導犬との入場を認める…と新聞の報道も。長い歳月を精一杯に生き抜いた“フロックス”。美和さんの愛に応えた感動のドキュメント。
目次
フロックスと暮らした日々を思って
訓練中の日記から
フロックスと暮らした日々を辿って
フロックスから塩屋先生への手紙
徹子の部屋
フロックスと私
のど自慢を聞きながら
「月刊やまゆり」のスタッフになって
犬たちと私
読書会の記録『犬と人』
講演 「盲導犬フロックスとともに」
「フロックスとの旅」
“目が見えないことを忘れていました”
「フロックスはわたしの目」を読んで―来信三題
フロックス永眠のあとに
心がふっくらとした午後―「思い出」の四つの旅
マスコミ関係に登場したフロックス
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