内容説明
本書の目的は、包括的な科学的証拠に基づきながらも、読みやすい記述によって、行動的観点から、学生が成人発達とエイジングの現象を考えるのを促すことである。我々は、心理学の主要な問題についての現代的な理論と研究を紹介し、行動の加齢変化の理解に必要である発達の社会的・生物学的側面における背景的知識も提供する。
目次
成人発達とエイジング：序章
早期成人期：自立対親密
中年期：生殖性と責任
老年期：再統合か絶望か
成人発達とエイジングにおける研究方法論
家族：相互依存関係
男性と女性：共にいることと別れること
キャリア：生計をたてること
パーソナリティの発達：連続性と変化
動機づけ：信念、目標、および感情
学習と記憶：情報の獲得と保持
知的発達：コンピテンスの発揮
生物学的発達：老化する身体
精神障害：対処の失敗
人生の終章：死と決別
著者等紹介
岡林秀樹［オカバヤシヒデキ］
現職、明星大学人文学部心理・教育学科助教授。最終学歴、１９９５年国際基督教大学大学院教育学研究科博士後期課程修了・博士（教育学）。職歴、１９９５年東京都老人総合研究所保健社会学部門研究員。１９９９年明星大学人文学部心理・教育学科専任講師。２０００年明星大学人文学部心理・教育学科助教授。専門領域、生涯発達心理学（特に、高齢者と介護者について）。健康心理学（特に、ストレス・コーピング方略について）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
