内容説明
小さい頃何が出来るか、学生生活をどう送るか、友人関係、就労と自立の問題、犯罪被害・加害について、家族の問題…知りたかったことがここにある。
目次
発達障害としての支援の受けにくさ
子育て文化と発達障害の子どもの支援
発達過程のなかで考える
発達障害とは
普通とは何か
診断をすること/診断を受けること
広汎性発達障害について
自閉的ファンタジー
能力のでこぼこ
成長過程で考える
家族として
支援の基本―まず手始めに考えたいこと
被害と犯罪の問題
まとめに代えて
著者等紹介
辻井正次[ツジイマサツグ]
中京大学社会学部助教授、NPO法人アスペ・エルデの会統括ディレクター/理事長。1963年生まれ。1992年、名古屋大学大学院教育学研究科博士後期課程満期退学。専門領域は発達臨床心理学
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感想・レビュー
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碧子
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成長過程ごと、幼児期ー小学校ー中学校ー大人ー社会への自立とその都度のポイント。家族や周囲はもちろんだけど、本人の自覚の重要性。父親が自閉的特性のある場合、母親がそうである場合、子どもへの対応でよくある問題について言及している本は珍しいように思いながら読みました。すごく興味深かったです。
もも
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著者が読者(保護者)に語りかけるような形の書籍。読みにくいが、分かりやすく書かれている。2008/02/15
fn23
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★★★★☆よく纏まっている。読み辛いけど2009/09/02
paipoi
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脱線多い。実際に自閉症スペクトラム児をもつ親のための入門書といったところ。2009/06/27