内容説明
高齢者が老親を看る。キレイごとでは済まされない介護問題。本書は、社会福祉事業を専門分野にする著者が、自らも実践をしている立場から、社会福祉の実状について感じたこと、考えていることを記したものである。
目次
1章 私の福祉―我が家の場合
2章 幸せな人生―文化的な最低限度の生活
3章 彼と共に生きる―長谷川良信と共生
4章 社会福祉―その理想と現実
5章 老人の生き甲斐―金と色
6章 自分の幸せを考えない者は、他者の幸せを考えられない
7章 福祉の原点―挨拶と返事
8章 福祉の対象者―福祉を目指す者は、松原正道の幸せを考えて
9章 飽食国日本と社会福祉―飢えに苦しむ人々への関心
10章 やがて日本人はいなくなる―少子高齢化
11章 暗転―病いと闘う母と医師の献身
12章 終焉―母の死
著者等紹介
松原正道[マツバラマサミチ]
1936年、千葉県に生まる。明治大学大学院博士課程(西洋史学専攻)修了。淑徳大学教授、歴史学担当
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