感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
71
アーネストがでかけている隙に、セレスティーヌは鍵をかけている引き出しを覗いてしまいます。すると、そこにはアーネストの子ども時代の写真が…。はじめは楽しそうに写真を眺めていたセレスティーヌも、ある写真を見た途端に、どんよりどんより悲しい気持ちになってしまうのです。アーネストが帰ってくると、セレスティーヌはいじけモード全開で、泣いて、怒って、駄々をこねます。アーネストは、間違いなくこういう女性が好きなんだろうなぁ。きっと、聞き分けが良いよりも、わがままで、自己主張がはっきりしている女性が良いような気がします。2013/08/24
おか
57
バンサンの「くまのアーネストおじさん」シリーズの一冊です。一緒に暮らしている ネズミのセレスティーヌはある日 アーネストの秘密の引き出しを覗き見て、、、何回読んでも 写真が沢山あるページで ぐっときます。彩色画なので 幼児にも伝わり易いです。やはり あの数々の写真のページは 読み聞かせでもじっくり見てほしいですね( ◠‿◠ )2019/02/19
KEI
40
アーネストの鍵が掛かった引き出しにしまってあったのは、アーネストの可愛い子供の頃や、他のネズミの子供たちとの写真。私との写真は一枚もない! 写真に魅入るセレスティーヌも可愛いが、拗ねる様子も愛おしい。 バンサンによって丁寧に描かれる2人や写真の数々。2人の心温まるエピソードでこのシリーズを読み進めで行きたくなる。2019/02/26
ヒラP@ehon.gohon
22
写真の大切さを改めて感じました。 セレスティーヌに聞かれるまで、写真をしまっていたアーネストに、隠すつもりはなかったのでしょうが、それまでセレスティーヌの成長の記録を残してこなかった日々について考えました。 すねたセレスティーヌの気持ちがよくわかります。 でも、写真ってそんなに頻繁に見るものではないかも知れませんね。2024/05/31
ごんたろう
15
くまのアーネストおじさんとねずみの女の子セレスティーヌの物語。二人は親子のようだが親子ではない。恋人のようだが恋人でもない。セレスティーヌはアーネストの過去の写真を覗き見てしまう。彼女も知らない豊かで幸せそうな過去があり、それを隠していたのだ。セレスティーヌは焼きもちをやく。実の親子であれば、父親に幸せな過去があってもよいし、恋愛をする必要はない。恋人同士であれば、隠し事はせずに時間や時代を共有することが大切だ。本書で二人はどちらにも落ち着くことがなく、不安定なままである。本書はまさに永遠の悲劇だと思う。2015/04/27




