感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
89
なんだろう…。今まで、このシリーズって、ふたりの甘くて楽しい日常を描いただけの世界って思っていたんだけど…。むしろ、その逆なのではないかと思えてきた。現実にある、リアルでシビアな事実を突きつけて、それを読者にどうする?どう切り抜けていく?と問いかけているようにすら思えてきたんですよね。今回はアーネストとセレスティーヌのおうちにふたりのお客さまがやってきます。ひとりはお金持ちのペチュラおばさん、もうひとりは貧乏なボレロ。お金ってあればあるだけ幸せかもしれない。けれども、なくても幸せになれるんですよね。2016/04/12
ペイトン
9
アメリカのおばさんがやって来ると言うので大喜びするアーネストをよそにセレスティーヌは心から喜べません。無理をしてご馳走を用意する二人でしたが、定刻に現れなかたおばさんの代わりに呼んだお客さまは...... アメリカのおばさん=お金持ちという発想が笑えます。2015/08/26
bros
9
息子寝る前の読み聞かせ。期待外れなおきゃくに、セレスティーヌが抱くストレートな気持ちが、可愛い。2013/07/31
ツキノ
7
図書館の書庫の絵本・児童書を読もうキャンペーン・259(E-78)ふたりの元へアメリカのペチュラおばさんから手紙が。旅行は中止。「盛大にお迎えしよう」というアーネスト、セレスティーヌの困惑と拗ねっぷりが1ページに16シーンも。外に出たらボレロがくつろぎ中。「気にすんな」と慰めてくれる。アーネストはごちそうを作りプレゼントまで用意。どっさりのおみやげを期待、どうやら頼みたいことも…。おばさんが来ないのでボレロと宴会。遅れてきて「わたしのほうこそ助けてもらえたらと思ってね」。2018/02/12
がる
7
くまのアーネストおじさん⑥ アメリカからやってくるペチュラおばさんのお土産と、お金を貸してもらえることを期待してたくさんのごちそうを用意。 やってきたおばさんも無一文だったのだけど、大きくがっかりしたりしないし、弱い人にやさしくできるし。良いお話です♪2011/04/13
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