しろいゆき あかるいゆき

しろいゆき あかるいゆき

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784892388446
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

コールデコット賞受賞。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

205
雪になりそうだね。今年最初の雪が空から降りてくるのを待っている。雪のにおいがする。うさぎは巣穴に閉じこもる。ほら降ってきた。粉雪の欠片を受け止めようと笑ったり踊ったり。暖かい部屋に戻って夢を見ている頃も、音もなく白いたくさんの星が夜を彩る。真っ白な町を郵便屋さんは走り回り、しろいゆきがこの町を、みんなの気持ちを明るくしてくれる。ぽかぽかな陽気が続くと雪だるまは小さくなってしまうけど、スノードロップが咲いている。クロッカスが咲いている。ふわふわな雪は可憐な花となって、美しい自然をそのままにして移ろっていく。2023/02/08

モリー

65
英文で読んだ、読み友さんの感想に誘われて読みました。英文で読む予定でしたが、図書館で江國香織さん訳を見つけたので、まずはこちらを。以下、冒頭の詩の一部を引用。「しずかなよるに ふうわり おっとり きたのそらから しいんと しろく ひひと ふる ふりつもる こっそり まいおりて しずかなよるに ふうわり おっとり」いつか、英文と比較しながら読んでみたい。2019/12/15

chiaki

45
冒頭の詩、その言葉と旋律の美しさが心地よく胸に溶けていく。何度も読み返しては夜の闇に静かに降り積む雪の情景を目に浮かべて味わう。降り出した雪に、薬棚にせき止めがあるか確認するおまわりさんの奥さん、とても素敵。静かに日常をこなす大人たちと、雪と戯れ喜ぶ子どもらが対称的。最後の一文がまた魅力的。今年の冬もまだまだ序盤だけど、冬の厳しさ故に春の陽射しと暖かさが恋しくなります。2020/12/17

かおりんご

39
読み聞かせ(223)雪がふる冬から、春になる話。季節がずれたからか、いまいち反応が悪かった。「こんな人が、でてくるよ!」と前フリをしてから読めばよかったかも。2014/11/27

スプーン

30
雪を題材にした詩的な絵本。奥さんの動きに愛を感じる。2021/09/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/415321
  • ご注意事項

最近チェックした商品