出版社内容情報
カトリックとプロテスタント、それぞれの著者の共同執筆による本書は、300点をこえる図版、写真をふんだんにもりこんで、初期のキリスト教の殉教者、修道院の誕生、ヨーロッパの改宗、十字軍、異端審問、宗教改革と教会統一運動など、旧約聖書の時代から現代に至るまでの多様な話題を取りあげながら、キリスト教のあらゆる教派の信仰の軌跡をたどる、キリスト教史の決定版です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
238
著者のマイケル・コリンズは、ローマ教皇庁キリスト教考古学研究財団所長他を務める。もう一人のマシュウ・A・プライスはキリスト教関係の出版社の社長。なにしろ、キリスト教2000年の歴史を紐解くとやはり波乱万丈、たくさんのことがあったとあらためて感慨に耽ることになる。キリスト教前史の旧約の世界から、イエスの誕生、受難、復活。そして、パウロの布教と殉教。数々の弾圧とローマ帝国による公認。やがて世界宗教に。その後もけっして平たんではない。中世を経て宗教改革があった。ここで、また大きく変容することになる。福音主義⇒2025/05/23
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