知の歴史 - ビジュアル版哲学入門

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知の歴史 - ビジュアル版哲学入門

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  • サイズ B4判/ページ数 240p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784892387203
  • NDC分類 130
  • Cコード C0010

出版社内容情報

「プラトンのイデア論とは何か?」「ロックの“新しい考え方”とは?」「ショーペンハウアーが現代に残した遺産とは?」……偉大な哲学者たちの思想を、卓越した見識と的確な視点から、わかりやすく解説。300点をこえる図版・写真・資料を効果的にレイアウト、いきいきとドラマチックに、豊かな知の世界に迫ります。初心者の方はもちろん、研究者の方の幅広い好奇心にもこたえる、充実した内容の画期的入門書です。30人をこえる知の巨人たちをクローズアップ。物語を読むように、思想と人間像が見えてくる。美しい絵画、彫刻、工芸、貴重な資料写真……。豊富な図版が、深い思索の理解をサポート。時代背景、関連事項、関係人物、用語などをコンパクトに説明。興味深いエピソードもいっぱい。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

非日常口

5
資料集の文章を長くしたような哲学史概要で見ていて楽しい。愛を語る人には二種類居るような気がする。一つは哲学を真剣に勉強している人、もう一つはナルシスト。ニュースなど全般的に与えられる情報に流されるのでなく、一度自分の中で考え、それを外に再び出していく。そこで初めて議論の場が生まれるのではないだろうか。哲学とは脳内会議のバラエティを増やすことのように思う。少々デカいので持ち歩きには不便だが俯瞰するのには調度良い一冊。2013/03/29

yakisoba

4
哲学をゼロから勉強してみようと思い、一番最初に読んだ本。基本的に哲学史の入門書的な内容をビジュアル重視で構成してある。紙面レイアウトに凝りすぎていて若干読みづらく感じるところもあるが、この頃はこういった構成がウケていたんだと思う。私はこれを読んで、とりあえず、デカルト>カントの順番で読んでいくことを決めました。2011/12/23

tieckP(ティークP)

3
英国のラジオ・テレビで哲学のシリーズ番組を企画し、成功させた、哲学普及の達人ブライアン・マギーによる絵入り哲学入門書。内容はマギー自身の感化された哲学と、哲学史王道の折衷で、ショーペンハウアーと東洋哲学、ラッセル、ポパーがやや大きいとは言え、ヘーゲルやマルクス、フランスの啓蒙思想等にもかなりの分量は割いていて不足はない。個人によって一つの体系として語られる歴史書には、専門家の記事の寄せ集めとは違う読みやすさと理解しやすさがあり、そのなかでこれだけ万人向けなものは滅多にない。ロバーツの『世界の歴史』に近い。2020/07/06

ぷるぷる

3
ソクラテス以前の古代哲学から20世紀までに至る哲学を取り上げているのでもの凄いボリューム。ビジュアル版だけに写真が豊富で眺めながら浸るのも良いが、初心者にも分かり易く各時代の思想や哲学者達の考えを説明してくれるのでついつい引き込まれる。「我思う、故に我あり」で、いつの間にやら自分自身の存在について考えているという案配。デカルト、ロック、シュンペーター、ウィトゲンシュタイン辺りはもう少し触れてみたい。マキャヴェリの君主論も気になった。でも一番気に入った言葉はヴォルテールの「無駄は必要である」だったりする。2011/02/26

すずきん

2
薄く広くなビジュアル本 元々知識を持っている人が手元に置いて、ど忘れした時にみる用途としてはいいかもしれないけど、個々の内容が薄すぎて初学者の自分にはいまひとつだった。途中で読む意義を感じることが断念。2013/09/01

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