感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
100
遊び心溢れたおしゃれな絵本。最初に登場するのはトロンボーン。♪ウープパ ウープパ ウープパ ウープパ……♪ しみじみ響くソロの音色は次に現れたトランペットとの二重奏=デュエットに変わった。三重奏=トリオ、四重奏=クワルテット、五重奏=クィンテット、六重奏=セクステット、七重奏=セプテット、八重奏=オクテット、九重奏=ノネット……こんな風に呼ぶんだ、初めて知った。自由なスタイルで音楽を楽しむ10人の演奏家が揃い、犬や猫まで乱入し、さてさて何かステキな事が始まる予感。翻訳は角野栄子さん。1998年5月初版。2016/07/02
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
子どもたちは音楽をやっているのですが、私はさっぱりな人なので、二重奏=デュエット。三重奏=トリオ、四重奏=クワルテット、五重奏=クィンテット(Eテレのゆうがたクインテットで知りました)までは知っていましたが、六重奏=セクステット、七重奏=セプテット、八重奏=オクテット、九重奏=ノネットなんて全く知りませんでした。絵本は10人のオーケストラになるまで楽器の紹介をしながらすすみますが、一緒に登場するネコたち(途中からイヌも)メンバーとしていい味出しています。訳は角野栄子さん。2021/02/03
遠い日
6
いろいろな楽器の音を表すオノマトペが楽しい。ひとつ楽器が増えるたびに、音が重なっていくようすが、まるで本当に演奏されているように感じる。二重奏からだんだん増えて、弦楽器、木管楽器、金管楽器の10人編成のオーケストラに。個性あふれる演奏家たちが、ひとつの音楽を作り上げる。今はまだ新型コロナが怖くて行けないけれど、終息したらまたコンサートに行きたいなぁ。2021/01/18
とりじまカラス
2
とてもにぎやかで楽しい絵本。 さまざまな楽器が楽しく解説されています。 楽器がすべてそろうと待っていたのは……? 音楽が聞こえてくるかのような作品でした。2020/09/06
長くつしたのピッピ
2
「大人の読み聞かせの会」で読んでもらった。オーケストラの楽器をそれぞれ紹介していくスートーリー。アメリカの良質のアニメを観ている気分になった。2015/07/04