目次
第1章 アメリカにあったイラストレーターの黄金時代
第2章 イラストレーションの父 ハワード・パイル
第3章 カウボーイ・イン・ニューヨーク フレデリック・レミントン
第4章 「ギブスン・ガール」のスーパー・スター チャールズ・ダナ・ギブスン
第5章 「ガール・オン・ロックス」の多彩な画家 マックスフィールド・パリッシュ
第6章 「クリスティ・ガール」の幸運児 ハワード・チャンドラー・クリスティ
第7章 「アロー・マン」を生んだ奇人 J.C.ライエンデッカー
第8章 ロングセラーの記録保持者 N.C.ワイエス
第9章 「フラッグ・ガール」のマルチ人間 ジェームズ・モンゴメリー#フラッグ
第10章 「ジャズ・エイジ」のヒーロー ジョン・ヘルド・ジュニア
第11章 アメリカ人が最も愛した画家 ノーマン・ロックウェル
第12章 カリカチュア界の奇才 ミゲル・コバルビアス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ecriture
4
1890~1935年までの、アメリカン・イラストレーション黄金期の作家と作風を解説。映画・ラジオ・35ミリカメラによる写真に活躍の場を奪われる前のひととき、イラストレーターは巨万の富を稼ぐ覇者であった。アメリカン・イラストの父ハワード・パイル、西部絵画のフレデリック・レミントン、「ギブスン・ガール」のハワード・ギブスン、「クリスティ・ガール」のハワード・クリスティ、科学と知的洗練のパリッシュ、『宝島』の表紙でスティーヴンソンより名前が大きいワイエス、精密描写と物語性のロックウェルなど。2024/08/31
seichan
2
アメリカのイラスト黄金期、19世紀末から1940年代くらいまでを華々しく彩ったイラストレーターたちを紹介。筆者の主張がところどころ鼻につく点もあるが、日本では馴染みのないイラストレーターが多く、勉強になった。画像が少ないのは残念だが、ネットで漁れば他の作品も見られます。2011/09/29