風車小屋ねこカッチェ

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 21X27cm
  • 商品コード 9784892385445
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

出版社内容情報

カッチェは、粉屋のニコとのんびりくらしていました。ところがおよめさんのレナがきてから、カッチェは居場所がありません。ある日、大洪水がおこり、赤ん坊とカッチェは、ゆりかごにのったまま流されてしまいます。1421年の実話をもとに、猫のイラスト第一人者ニコラ・ベイリーが、繊細かつ大胆に描いています。

内容説明

作者がオランダを旅行中、1421年の実際におきた洪水で、猫と赤ちゃんが生きのびたという話を聞いたことから生まれた話。

著者等紹介

ウェルフレ,グレッチェン[ウェルフレ,グレッチェン][Woelfle,Gretchen]
作家。子どもたちのための物語を多く書いている。アメリカ、カリフォルニア在住

ベイリー,ニコラ[ベイリー,ニコラ][Bayley,Nicola]
王立美術大学で絵画を学び、『マザーグースのうたがきこえる』(ほるぷ出版)でデビュー。イギリスで最も愛されているイラストレーターの一人である

今江祥智[イマエヨシトモ]
大阪市生まれ。童話作家

遠藤育枝[エンドウイクエ]
京都市生まれ。アメリカ・シモンズ大学で児童文学を学ぶ。現在、京都精華大学で児童文学と英語を教えている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

54
【にゃんこまつり2020】1421年にオランダで起きた堤防破壊の実話との事に驚きでした。ご主人に奥さんと子供が生まれ、奥さんに冷たくされ可哀想だった猫のカッチェ。ある日、堤防が破壊し町中が大洪水となり赤ちゃんが大変な事に。そこで猫のカッチェが大活躍し、最後は本当の家族になれてホッとしました。絵がとても素敵なのも魅力です。2020/02/17

ネムコ

35
赤ちゃんが入ったゆりかごが大水に流された! 一緒に乗り込んだ猫がバランスをとり無事に堤防に到着した、という実話を元に描かれた絵本。でも、その事件の前にカッチェは新しく入ってきた奥さんに邪険にされてたんだよ。粉を引く水車小屋でネズミ退治をしていた彼女は、粉のついた足で家に入ると目の敵にされ、生まれたての赤ちゃんをゆりかごを揺らしてあやしていれば「ゆりかごがひっくりかえる!」と怒られ。それでもカッチェは奥さんを恨んだりしないし、赤ちゃんのことを見守っていたのです。愛情深い猫さんでした。2015/11/15

瑪瑙(サードニックス)

31
カッチェは風車小屋で粉屋のニコと楽しく働いていました。けれどもニコにお嫁さんが出来てその生活は変わってしまいました。やがて赤ちゃんが生まれ、カッチェは家から追い出され、風車小屋で一人で暮らし始めます。ある日堤防が切れ大洪水が起きます。カッチェはゆりかごにのった赤ちゃんを守りました。凄いです!それからのカッチェは家に入れてもらえるようになりました。良かった。実話をもとにしたお話。2022/02/05

そら

25
これは猫好きにはたまりませんな~♡♡。萌えキュンです(*^_^*)。私事ですが、我が家に新たな猫が来た時、元から居た猫の1匹がしばらくしょんぼりして、孤立して、なんとも哀しそうな顔をしてたのを思い出しました。もちろん今では大の仲良しです(^^)。それに、家族の者が泣いてたり、病気で寝てたりすると、「大丈夫!?」って心配して側に来てくれる子(猫)も居ます。猫だってすごく家族想いですよね。この絵本の通り!2018/02/24

小夜風

24
【図書館】先に読んだ「いっしょにいってもいい?」の絵が素敵だったので、ニコラ・ベイリーさん挿し絵の絵本を…。1421年11月5日に南オランダで起こった実話だそう。猫のカッチェが可愛い♪装飾のタイル画も素敵でした。オランダに行ってみたくなります。2014/11/07

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