出版社内容情報
「わたし……アーネストにききたいことがあるの」セレスティーヌがためらいながら切り出しました。「わたしはどんなふうに生まれてきたの?」とうとう真実を話すときがきた、アーネストはそう覚悟を決めて……。捨て子という悲しいおいたちではあるけれど、アーネストの深い愛情に包まれて育ったことを知るセレスティーヌ。ふたりの幸せな関係が永遠に続くことを予感させる、シリーズ最終作です。
内容説明
「ね、わたしはどうしてそこにいたの、アーネスト?」「わからない。でも、きみはそこにいたんだよ、たしかに」「ひとりぼっちでいたの、わたし?」「そう、ひとりぼっちだった。だから、ぼくがきみをいえにつれてきたんだよ。マフラーにくるんでね。ぼくはとってもうれしかったよ」わたしどんなふうに生まれてきたの?くまのアーネストおじさん最終巻。
著者等紹介
バンサン,ガブリエル[バンサン,ガブリエル][Vincent,Gabrielle]
ベルギーのブリュッセルに生まれる。ブリュッセルの美術学校で絵画を学び、以後長期にわたりデッサンに専念した。彼女の絵の最大の特長である線描の確かさは、そのたまものである。「くまのアーネストおじさん」シリーズは各国で高い評価を受け、世界10数カ国で出版されている。『おてがみです、あるゆうびんやさんのおはなし』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞。2000年9月ブリュッセルにて永眠
もりひさし[モリヒサシ]
絵本作家、絵本研究家、日本児童文学者協会名誉会員。また、白秋系歌人として活躍。本名は森久保仙太郎
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ぶんこ
KEI
陽子
とりあえず…
ツキノ