Four Seasons―季節は過ぎて街はまた緑に染まる

個数:

Four Seasons―季節は過ぎて街はまた緑に染まる

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784892363207
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0076

出版社内容情報

先行き不透明な現代に生きる若者達に贈る、本当の居場所探しの物語。あまりにも当然のこととして捉えていた未来、結婚。疑いすら抱くことなく、そうすることが幸せになることだと思っていた。しかし、結婚直前に、新郎となる男は「ゲイである本当の自分」に気づいてしまう。結婚が幸せへと続く道、無邪気にも信じていたそんな 未来を断ち切られたときに、女は何を選び、そして男は何を捨てるのか。1章ごと に、男女の視点を変えて描かれていく、東京での1年間。著者の城平海は、ゲイ雑誌「G-men」で7年以上もゲイ向けポルノ小説を発表。この作品が、初の書き下ろし単行本となる。外資系のキャリアウーマン。上昇志向が強く、自意識も高い。常に人生の主人公たるべく生きてきた彼女にとって、結婚式は自分の幸せを誇示するための格好の舞台であった。自分の人生を光らせるパートナーとして、体育会出身で、飾らなくちょっと気の効かない男を新郎に選んだ。一点の曇りもない、完璧な人生を進んでいくはずだったのだが、新郎になる男は挙式一週間前に、ひょんなことからイルカのようなしなやかさを持つ若者と性的に結ばれる。そして自分の中のゲイに目覚めてしまう。そして自分の中のゲイに目覚めてしまう。何も知 らない彼女と、本当の自分に気づいてしまった男。本当の居場所を求める旅は、2人が気づかないうちに始まっていた。

内容説明

絵に描いたように幸せな結婚直前のカップル。新郎になる男は、あるきっかけで自分の中のゲイに目覚めてしまった。上昇志向の強いキャリア・ウーマンの新婦となる女は、なにも知らずに誓いの口づけを交わす。本当の居場所はどこですか?アタシが見つけた本当の幸せ。あなたが見つけた本当の自分。

著者等紹介

城平海[キヒラカイ]
1996年よりゲイ雑誌「G‐men」および「SM‐Z」(現「SUPER SM‐Z」)で男性同士の恋愛・性愛描写を中心とした小説やエッセイを執筆。既に40編以上の小説作品を発表している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

みずほ

7
★★★★☆ ゲイの作家によるゲイ小説。30歳にして、結婚と同時に自分のセクシャリティを自覚してしまった男と、夫がゲイだとわかった新妻の、喪失と再生の物語。ゲイの心理や生態(?)、行動原理がリアルに描かれていて、興味深かった。東京のゲイスポットの情報も面白かった。裕美のバブリー臭にはちょっと引いてしまったが。夫の賢治と妻の裕美の視点が章ごとに入れ替わる構成。蓋を開ければ、裕美は夫も弟も上司もゲイだったが、裕美にとってはかなり美味しい結末。被害者救済のため? それとも女は逞しいんだと言いたかったのかしら(笑)2012/08/10

her

2
むむむ結婚後にゲイが発覚したら…性癖のゾーニングと言っても、行ったり来たり、己の感覚に正直になるとグレイゾーンの人は多いらしい。身体を鍛えにジム通い、服を替え、ヒゲ等々、アイコンが出てくるあたりはあああ~そしてラストまでのバブリー臭は何?昭和設定だったのか?作者の現在が読みたい也。2011/10/31

ヨイドレテンシ

2
フォーシーズンズ(ホテル)と1年(四季)をかけてるのね。富ヶ谷は高収入の若い夫婦が多い・・・確かにそうだ。年収二千万の夫をワインボトルで殴って殺してバラバラにしたカオリン夫婦もこ富ヶ谷に住んでいた。高円寺、新宿、祖師谷大蔵・・・東京の匂いを感じる。最後は妻が幸せすぎ?2012/02/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/211156
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品