内容説明
現実世界の中で生きる方向を見失い、人とのつながりを見失って絶望していたとき、浄土という世界に触れ、“浄土の力で人間を回復”していった心の軌跡を探る。この浄土の世界が、“現実の世界を真実として輝かせている”ことをこの身が少しずつ感覚しはじめていると気付かされる。
目次
愛と悲しみと
真宗にとっての救い
医療と真宗―三毒五悪段が説くいのちと病
人間を回復するために
雑行を棄てて本願に帰す
著者等紹介
梶原敬一[カジワラケイイチ]
1955(昭和30)年愛媛県生まれ。1980年京都大学医学部卒業。現在、姫路医療センター小児科医長。真宗大谷派僧侶。元真宗大谷派教学研究所嘱託研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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