内容説明
私たちが目指す『0歳からの教育』とは、「自立のための教育」。Happy Day‐Home あたたかな昼間の家庭のような保育環境に包まれ、心穏やかに、自ら選択・決定を行いながら、遊び学び、自立心を育む。その実践のための理論とノウハウ。それがスマートプロジェクトメソッド。確固たる理論の裏づけがあるから、安心して取り入れられる。柔軟に活用できるから、園の個性を活かした改革も可能。保育者も保護者も納得の幼保一体教育の指針となる1冊。
目次
第1章 一斉保育から見えてきた子どもの課題(幼稚園・保育園ができる子育て支援;保育室の子どもの課題―保育の現場で感じる子どもたちの問題点 ほか)
第2章 保護者が最も安心できる保育への取りくみ(子どもの動線と保育者の連携を中心にした乳児期の世話の仕方;スタッフの役割と配置)
第3章 きんこう保育園の担当制保育(0歳児保育の取りくみ;1歳児の取りくみ ほか)
第4章 スマートプロジェクトメソッド(小学校入学までに身につけておきたいこと;プロジェクト型幼児教育を模索して ほか)
第5章 スパイラルに学ぶスマートプロジェクトメソッド実践例(「水」のプロジェクト―3年間のスパイラルについて;中関幼稚園の「水」のプロジェクト例 ほか)
著者等紹介
島田教明[シマタノリアキ]
学校法人島田学園中関幼稚園、社会福祉法人防府滋光会きんこう保育園、きんこう第二保育園理事長。浄土真宗本願寺派善正寺住職。日本保育協会保育問題検討委員会委員。2008年に共編著で『21世紀の保育モデル』(オクターブ)を上梓。現在は、上記3園の理事長として、子どもたちにとってよりよい保育・教育に取り組むとともに、内閣府の「子ども子育て新システム検討会議」の「こども指針(仮称)」ワーキングチームのメンバーとして、幼保一体化後の指針づくり(仮称子ども指針)の会議に参画
辻井正[ツジイタダシ]
社会学博士。「ピラミッドメソッド国際教師」の資格授与者として、Cito(オランダ政府教育機構)より公認。元神戸こども総合専門学院学院長として、日本のピラミッドメソッド保育者養成の主軸を担ってきた。現在は、NPO法人国際臨床保育研究所所長として、障害児や軽度発達障害児等の子どもを持つ保護者の方々が安心して我が子を預けることができる、ノウハウのある保育園やデイケア的な相談の場所の増設と、保育士の方々に発達障害児の保育プログラムの提供や各国の保育方法・遊び方の訓練の講座運営に関する事業などを実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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