内容説明
朝日新聞に好評連載。ヤマト王権の痕跡を追って、熊野~大和~出雲~越~高千穂~伊勢と日本神話の原像を訪ね歩き、古代人の宇宙観・世界観に迫る。
目次
熊野―水平と垂直 交わる地
大王崎―波の果て 魂のふるさと
二木島祭―浜の民 鎮魂の祈り
花窟神社―潮香る神話の主たち
紀伊半島―混じり合う思想と宗教
熊野と人物―「死と再生」で結ばれて
補陀洛山寺―海人ゆさぶる常世の誘い
串本・新宮―善きものは海から来る
ミクロネシア―その物語 南の島にも
バイカル湖周辺―天降る神の原点いずこ〔ほか〕
著者等紹介
桐村英一郎[キリムラエイイチロウ]
1944年生まれ。68年朝日新聞社入社。ロンドン駐在、大阪本社・東京本社経済部長、論説副主幹を務めた。定年を機に奈良県明日香村に移り住む。神戸大学客員教授を務めた
塚原紘[ツカハラヒロシ]
1939年生まれ。62年朝日新聞社入社。名古屋、大阪、西部各本社の写真部員、東京本社写真部次長を歴任。奈良市在住。奈良市美術家協会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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