若者の心理と文化

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  • サイズ B6判/ページ数 150p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784892270581
  • NDC分類 371.47
  • Cコード C1016

内容説明

青年期のさまざまな問題を、精神医学・心理学および文化論的視点から考察。さらに、新しいセクシュアリティを例証に基づいて分析し、若者の性的行動を明確にする。

目次

第1章 歴史上の青年期
第2章 一発達段階としての青年期
第3章 青年期を形作るものとしての文化
第4章 青年と「新しいセクシュアリイティ」
第5章 文化の形成者指標としての青年

著者等紹介

エスマン,アーロン・H.[エスマン,アーロンH.][Esman,Aaron H.]
ニューヨーク精神分析会(Society)会長、ニューヨーク精神分析協会(Institute)会長を歴任。コーネル大学医学部で臨床精神医学の教授を務める

市村孝子[イチムラタカコ]
1963年、東京生まれ。東京大学文学部卒業。ミシガン大学大学院英米文学科修士課程修了。元岩手大学人文社会科学部助教授。専攻はフェミニストクリティシズム

関修[セキオサム]
1961年、東京生まれ。千葉大学教育学部卒業。東洋大学大学院文学研究科博士後期課程(哲学専攻)単位修得修了。明治大学法学部非常勤講師。専攻はフランス現代思想・文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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れどれ

4
アメリカの臨床精神医学教授が30年前に著した本で、その肩書から偏見的に警戒してしまったが、読んでみれば軽薄なところが一切なく、意想外に面白かった。時代、社会ごとの文化の状況に即した分析はもののみごとに若者という化物じみた対象をスパスパ解剖していた。引用の数々も興味深いものばかり。理想主義は若者の特性ではなく、実際そこに示されるのは「道徳主義の強力な緊張」だと主張するアデルソンという学者がとくに気になった。2020/05/17

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