内容説明
ドイツ語圏からなされたポスト構造以後への評価と展望。トレンドを生きる跳躍の思想―「悦ばしい知識」。
目次
序 おおいなる断絶―1945年以降のフランス哲学
ジャック・アタリ―危機以降
ロラン・バルト―記号の快楽
ジャン・ボードリヤール―誘惑の思考
ピエール・ブルデュー―社会学者の学派
ジル・ドゥルーズ フェリックス・ガタリ―アンチ・オイディプスと分子革命
ジャック・デリダ―哲学の教育
ミシェル・フーコー―知の考古学
ルネ・ジラール―福音書倫理学の文化人類学
アンドレ・グリュックスマン―反‐イデオロギーの火付け役としての知識人
アンドレ・ゴルツ―裏切者の別離
ジャック・ラカン―享楽する精神分析
ミシェル・レリス―芸術家としての民族学者
クロード・レヴィ・ストロース―構造人類学
ジャン・フランソワ・リオタール―ポストモダン
エドガール・モラン―思考の複合性
ミシェル・セール―豊饒なる知の大洋
フィリップ・ソレルス―移り変わる前衛芸術の地平線
アラン・トゥレーヌ―主体の社会学
ポール・ヴィリリオ―速度と消滅の美学
結語 〈わたし〉の回帰