内容説明
知られざる若き日の側面と晩年。芦原会館設立への険しい道のり。空手界へのメッセージを熱く語る渾身の書。写真80点余を満載し、空手にすべてを懸けた生涯を再現。
目次
第1章 修行の日々
第2章 四国での再出発
第3章 道場建設と出会い
第4章 除名、そして独立
第5章 最後の十年間
第6章 空手を愛する人々へ
著者等紹介
芦原英幸[アシハラヒデユキ]
1945年、広島県に生まれる。60年、就職のため上京。1961年、大山道場に入門、以後空手一筋の人生を歩む。64年、初段を取得。66年、指導員となる。67年、四国に渡り、支部開設の活動を開始。70年、八幡浜道場完成。71年、松山に進出するかたわら、大阪、広島、九州などにも支部を拡大する。78年、松山道場完成。80年、極真会館から独立、新国際空手道連盟芦原会館を設立し、芦原カラテを世界中に広める。95年4月24日歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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bang_doll
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故芦原英幸館長の人生を綴った書籍。空手の生き様だけでなく、極真会館 芦原道場から独立して芦原会館を設立するまでの経緯はビジネス書としても非常に価値があると思われる。「捌き」の概念を主体として空手を築き上げられた前館長の生き様を最初に知った本である。
修一
0
内容は薄い。写真が多数掲載されているのは良い。2014/11/30
アヴィ
0
梶原一騎原作の空手バカ一代に登場する芦原英幸はとても魅力的で若さに任せた暴発や、義理人情からの暴力も含めてとても人間臭く、その人間性に惹かれてしまう。勿論それが梶原一騎の創作したキャラだと分かっていても、そのキャラを愛すれば愛する程本人にその影を求めてしまう。かなり早い時期に極真会館から破門という形で追放されるわけだが、その当たりの経緯を中心に自伝として書かれている。天衣無縫な漫画キャラだったがリアルはとても一筋縄ではいかないビジネスマンといった雰囲気が伺える。だがサバキなど空手の実力だけは間違いない。2025/11/05
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