出版社内容情報
目次 ?読みの振幅 異国のホイットマン 小池昌代 選ばれし書物の壊し方 波戸岡 景太 書物の中の書物、ハガタ― 関口裕昭 誌による救済 北文美子 翼としての文学 佐藤真基子 読むこと、そして記憶の片影 中村邦生 ? 本の領域 本のふちどりを読む 武田徹 カズオ・イシグロ、または読むことの軌跡 平井杏子 『喪失の響き』 榎本眞理子 Ambarvalia「天気」について 伊勢功治 サナダムシと共生すること 中村邦生 臼井吉見『安曇野』を回顧する 遠山義孝 「科学文明」と「争い」をめぐって 山崎勉 日本市民革命派詩人の出発 神品芳夫 ? 書物、その出会いの光景 Books in my Baggage 松永美穂 読書の闇と火 近藤耕人 ユダヤとの出会い 稲田武彦 読書の思い出 向島正喜 小島さん済みませんでした 三浦清宏 本をめぐる記憶のプロムナード 54名への読書アンケート
20世紀文学研究会[ニジュッセイキブンガクケンキュウカイ]
内容説明
どのような本でしょうか?あなたの読書空間に、輝く樹のように立っていたのは。読書の時空に広がる記憶の舞台へご招待―。
目次
1 読みの振幅(異国のホイットマン(小池昌代)
選ばれし書物の壊し方―ジョナサン・サフラン・フォア『暗号の木』を「読む」ために(波戸岡景太)
書物の中の書物、ハガダー(関口裕昭)
詩による救済―アイルランドの試み(北文美子)
翼としての文学―エンデ、カルヴィーノ、オウィディウス(佐藤真基子)
読むこと、そして記憶の片影―私が“私”を引用する(中村邦生))
2 本の境域(本のふちどりを読む―鶴見俊輔の書評術(武田徹)
カズオ・イシグロ、または読むことの軌跡(平井杏子)
『喪失の響き』(The Inheritance of Myth)―キラン・デサイの小説(榎本眞理子)
Ambarvalia「天気」について(伊勢功治)
サナダムシと共生すること―二つの書評的エッセイのために(中村邦生)
臼井吉見『安曇野』を回顧する(遠山義孝)
「科学文明」と「争い」をめぐって―書評とエッセイによる再考(山崎勉)
日本市民革命派詩人の出発―『木島始詩集復刻版』(神品芳夫))
3 書物、その出会いの光景(Books in my baggage(松永美穂)
読書の闇と火(近藤耕人)
ユダヤとの出会い(稲田武彦)
読書の思い出(向島正喜)
小島さん、済みませんでした(三浦清宏))