出版社内容情報
クレヨン画家・加藤休ミが描く、のびやかな雲の世界。
「こんなに おっきな ぼーる みつけちゃった」
あかくて おっきな ぼーるを みつけた おとこのこ。
ところが さかみちを おりているときに
かぜのいきおいで ぼーるが!!!
ぼーるとぼく そらにうかんじゃった……。
次々形を変えていく雲とのごっこ遊びを、
くたくたになるまで楽しんで。
加藤休ミ［カトウヤスミ］
1976年、北海道釧路市出身。クレヨン画家。主に創作絵本、挿絵など。なかでも食べ物を描いた作品は定評。絵本に『ともだちやま』（ビリケン出版）、『きょうのごはん』（偕成社）、『りきしのほし』（イースト・プレス）、『おさかないちば』（講談社）、『かんなじじおどり』（BL出版）、『いっすんこじろう』（文・内田麟太郎/WAVE出版）、『ながしまのまんげつ』（原作・林家彦いち/小学館）など。
著者等紹介
加藤休ミ［カトウヤスミ］
１９７６年、北海道釧路市出身。クレヨン画家。主に創作絵本、挿絵など。なかでも食べ物を描いた作品は定評（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
15
ボールは、男の子に会いに来てくれた友達である。しかし、お母さんにとってボールはボールである。だから、知らぬ間に男の子とボールが遊びに行っても気付かない。2020/06/05
ヒラP＠ehon.gohon
12
雲を見ていると、いろんな形に見えてきて、いろんな物語が浮かんでくる。 このイマジネーションの世界を持つ人は素晴らしいと思います。 手元に赤いボールがあったら、夢の小道具に参加させてしまいましょう。 自分にも記憶があることだから、加藤さんの世界が素直に拡がって来ました。 でも、自転車に乗っているときに夢中になると危ないから、じっと空を見上げられる時にしましょうね。2017/04/25
spatz
8
2017年の。赤はテーマカラーのようになっていてなにか色に迷うと赤にしよう、てなる、雲の白。2021/06/01
emi*
6
大きな赤いボールと、青い空、白い雲。子どもの想像力って楽しい。雲は見ていて飽きないよね。2019/09/29
くろばーちゃん
6
図書館の本。大人になった今でも雲を見ていると、いろんな物に見えてきて楽しい。子どもの頃は雲の上に乗れると思っていた。乗ってみたいと思っていた。そんな子どもの欲求を満たしてくれる絵本。赤い大きなボールと雲とたくさん遊んだ「ぼく」は無事お母さんのもとへ。読後には、清々しい満足感が得られる。2018/03/06
