内容説明
ニーチェの名誉回復!いまだ誤解されたナチスの御用哲学者のイメージを払拭すべく、分析哲学の立場から哲学者としてのニーチェを体系だてて述べる一九六五年刊行の古典的名著。
目次
第1章 哲学的ニヒリズム
第2章 芸術と不合理
第3章 遠近法
第4章 哲学的心理学
第5章 道徳
第6章 宗教的心理学
第7章 超人と永劫回帰
第8章 力への意志
著者等紹介
ダント,アーサー・コルマン[ダント,アーサーコルマン] [Danto,Arthur C.]
1924‐2013。アメリカの哲学者・美術評論家。ミシガン州アナーバー生まれ。州立ウェイン大学でB.A(芸術学修士)、コロンビア大学でM.A(文学修士)、Ph.D(博士号)を取得。1951年よりコロンビア大学勤務、1966年同大学の哲学科教授。アメリカ哲学会、アメリカ美学会の会長を歴任した。また分析哲学の視点から美術理論家、美術批評家としても活躍した
眞田収一郎[サナダシュウイチロウ]
昭和15年東京都に生まれる。慶應義塾大学文学部卒(哲学専攻)。主に九州大学と日本大学で教鞭を執る。現在、ニーチェを中心にした翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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