内容説明
にほんからとおいとおいあるところに、せいようとちの木というなまえのおおきなきがあります。まっしろいはなのなかからみどりいろのとげとげのたまがかおをだします。あきになるとぱっくりとわれて、つやつやとしたちゃいろいみをたくさんじめんにおとします。このみはたべられませんが、こどもたちはよろこんでひろいます。どうぶつやにんぎょうをつくってあそぶのです。このとちの実のこどもがこのよに、いのちをさずかりました。なまえはキップコップ、だいどころのものおきにすんでいます。
著者等紹介
ベロニカ,マレーク[ベロニカ,マレーク][Veronika,Mar´ek]
1937年、ハンガリーのブダペスト生まれ。国立人形劇場のスタッフとして働いた後、絵本作家に。その作品は世界中の子供たちに、ずっと愛され続けている
羽仁協子[ハニキョウコ]
1929年、東京生まれ。ライプツィヒ音楽大学卒業後、ブダペスト音楽大学講師に。帰国後、音楽を通して子供の心を豊かにする独自の教育に力を注いでいる。著作・編集書・訳書は多数
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感想・レビュー
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遠い日
6
夏の日のキップコップ。テントウムシとの一日。夏草のいろいろが美しく描かれ、小さなキップコップが歩く草の下には、たくさんの生きもの。夏の匂いがする。蒼い月夜のシーンは、まさに夏の闇。2013/07/07
いろ
6
栃の実の子供キップコップ(ちょっぴりチェブラーシカ似?)が夏の野原を散歩するお話。20種類くらいの虫達が花々と共に精密に描かれてあるのに,メルヘンチックな画風でさりげなくて,虫嫌いにも抵抗感少なそうだから不思議。5歳男児は虫大好き&可愛いお話も大好きで気に入った様子。せっかくテントウムシと仲良しになって嬉しくて歌った歌が「てんとうむしさん,とんでいけ…」で,テントウムシが歌を真に受けて飛んでいってしまうのには,お母さん(私)つい笑ってしまったw 息子はラスト近くのテントウムシを探すページが好きv2013/06/10
2時ママ
4
次女 小3 ひとり読み。2019/09/26
絵具巻
3
文京区立真砂図書館で借りました。2015/04/17
刹那
2
二冊めのキップコップ♪虫が盛りだくさんでした。図書館で、他のキップコップも借りてきました♪楽しみ\(^o^)/2012/02/17