ひとりを生きる

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784892192456
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

納得できるまで、私は独りで生きたい!「別れましょう」私は言った。彼の顔に安堵の色が広がるのを見て、涙も出なかった。男を頼らず、愛にしがみつかずに生きるには、自立よりほかに道はない。二十八で上京した。働きながら小説を書くようになったのも、自然ななりゆきだった。とうとう一度も結婚せずに生きてしまったけれど、いつも自由で楽しい恋をしている。自分の意志で選び取った人生に悔いはない。答えは己れの中にあった。

目次

1 父の遺産
2 歳月その1(ふるさと回帰;セピア色の記憶 ほか)
3 歳月その2(終の栖;郷に入れば ほか)
4 女と愛(逆立ちと寝正月;エゴを生きて四十七歳 ほか)
5 生かされて(正念場;レクイエム ほか)
父の手帳―あとがきに代えて

著者等紹介

一ノ瀬綾[イチノセアヤ]
1932年、長野県の農家に生まれる。1969年、小説「春の終わり」で第12回農民文学賞受賞。1976年、小説集「黄の花」で第16回田村俊子賞受賞
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感想・レビュー

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トム

0
とても面白かった。 ひとりの時間が多いので少しでもタメになればと思って手にとったけど、読み始めて著者が女性と知り、ここまで自分の信念を持ち生きている女性がいるのかと少し反省した。 図書館で借りた本だけどまた読み返したい2015/07/23

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