出版社内容情報
ストーリー
それは ゆめのせかいが うごきだす ないしょの じゅもん。
部屋に丸く敷かれた線路。そこに電車を走らせると……。
子どもの想像力が無限に広がります。
「クリカテ クラク」。
その内緒の呪文とともに街のゆかいな動物たちが動き出します。
内容紹介
想像力は、どこまで広がっていくのでしょう。
画家ならではの感性で創りだす、おもちゃの線路の先に現れては、消える空想のおはなし。
作者からのひとこと
私の最初の絵本です。ひとつひとつ丁寧に描きました。
タイトルのクリカテクラクという言葉は英語のclickety-clack(ガタンゴトン)からとった造語です。
読んでくれた方が、ほっこり、にんまり、癒されてくれれば嬉しいです。
■ 作者略歴 ■
齋藤将(さいとう・しょう)1970年生まれ。画家。独立美術協会会員。
親しみやすいキャラクターたちをモチーフにした作品を独立展などに出品。
損保ジャパン美術財団奨励賞、日動火災賞ほか受賞多数。
個展、グループ展の開催多数。多摩美術大学卒業。本作がはじめての絵本作品。
著者等紹介
さいとうしょう[サイトウショウ]
画家。1970年生まれ。独立美術協会会員。親しみやすいキャラクターたちをモチーフにした作品を独立展などに出品。損保ジャパン美術財団奨励賞、日動火災賞ほか受賞多数。個展、グループ展の開催多数。多摩美術大学卒業。『クリカテ クラク』がはじめての絵本作品(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
那由多
19
部屋の中を走るおもちゃの電車の内と外。内から景色を見てるおもちゃたちは楽しそう。2024/04/07
遠い日
6
見る側とみられる側が自在に切り替わるおもしろさ。絵のタッチまでが変わる世界観の変化がすばらしい。人形たちの目線、見守る子どもの目線。世界というものは無数に存在する。リコーダーを持ったパンダが好き。2019/06/08
ひなにゃんこ
2
★4 クリカテクラク。不思議な言葉のリズムで電車は進む。男の子?がおもちゃの電車を走らせる。不思議なキャラクター達が乗り込んで、いろんな場所を電車が進む。話はシンプル。ただし絵がアート。場面によって、全く絵のタッチが違う。同じ電車の中に描かれたキャラクター達も、色がベタ塗りっぽいの、水彩画風の、黒地に白い線の、モノクロの鉛筆画、etc.全然表現方法やタッチが違う。想像上の異空間であることが絵で明確に分かる。じっくり見たくなる絵本。2019/05/18
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