疾走するアジア―現代アートの今を見る

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  • サイズ A5判/ページ数 215p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784892101830
  • NDC分類 702.2
  • Cコード C0070

内容説明

“通信アジア”4年間の記録(新美術新聞連載)。南條史生・現場からのレポート。

目次

東アジアの国際展と美術館の現況
金門島の要塞美術館プロジェクト
マカオ・香港の美術館事情
ヴィジョン・エクスプレスと上海美術事情
シンガポール・ビエンナーレとシンガポール事情
未完成でも新しいもの生む熱気欲しい(ヴェネチア・ビエンナーレ報告)
アジアの美術を俯瞰する
美術のリテラシーとアイデンティティー
ジャカルタのCPビエンナーレと国際展の功罪
CIMAMアジア部会の成立と上海〔ほか〕

著者等紹介

南條史生[ナンジョウフミオ]
森美術館館長。1949年東京生まれ。1972年慶應義塾大学経済学部、1976年文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。1978~86年国際交流基金、1986~90年ICAナゴヤディレクター、1990~2002年ナンジョウアンドアソシエイツ主宰、2002~06年森美術館副館長を経て2006年11月より現職。1991年より慶應義塾大学非常勤講師。CIMAM(国際美術館会議)理事、AICA(国際美術評論家連盟)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kitarou

1
2005年からのアジアのビエンナーレや取り組みを俯瞰するのには結構便利な一冊2010/11/14

ROBART

1
自分が怖いほど無知過ぎる。このままじゃあかん。2010/10/21

kozawa

0
2005-2009前半のアジアの(東アジア寄りの比重が高いが)美術の連載から採録。各地のビエンナーレ、美術館訪問など。興味深い2010/04/24

ぴのぴのこ

0
空飛ぶキュレーターと言われる南條氏が関わった国際的芸術祭やプロジェクトに関するコラム集。アジアの範囲はどこまでか、ということで中近東の人達もアジア人であるという認識があるのでその地域の事情も含まれている。アートの持つ力をより理解している海外は有力なコレクターやパトロン、支援者が出てきて次々に魅力的な美術館、アート施設、イベントを生み出している。日本は島国ということを抜きにしても、経済力を含めどんどん置いてきぼりにされている。NYに行かなくても日本発のパワフルなアーティスト、支援者、体制が必要である。2021/10/15

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