直観を科学する―その見えざるメカニズム

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  • サイズ A5判/ページ数 399p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784892056116
  • NDC分類 141.2
  • Cコード C0011

内容説明

人は、意外にも、直観で意思決定し、直観で生き、文明を築いてきた。「直観」は偉大である。しかし、危険でもある。心理学は面白い!驚きと発見に満ちている!―「直観力」を高め、こころ豊かに、幸せに生きるための法則。

目次

第1部 直観の力(意識していなくても考えている;社会的直観;直観的専門知識と創造性)
第2部 直観の危険(過去と将来に関する直観;自分の能力と美徳に関する直観;真実に対する直観)
第3部 直観の応用(スポーツにおける直観;投資における直観;臨床心理的直観 ほか)

著者等紹介

マイヤーズ,デヴィッド・G.[マイヤーズ,デヴィッドG.][Myers,David G.]
1942年、米国シアトルに生まれる。当初は医学を修めていたが、大学院では社会心理学に転向し、アイオワ大学で、社会心理学の博士号を取得した。1975年以来、ホープ・カレッジ(ミシガン州)教授

岡本浩一[オカモトコウイチ]
東洋英和女学院大学人間科学部教授。1955年生まれ。1980年、東京大学文学部社会心理学専修課程卒業。1985年、東京大学大学院社会学研究科社会心理学専門第一種博士課程単位取得満期退学、1990年、東京大学社会学博士。東京大学文学部助手を経て、1988年、東洋英和女学院奉職、1989年、同大学人文学部助教授、1997年より現職。フルブライト助教授としてオレゴン大学に留学し、Paul Slovic教授に師事し、リスク心理学をわが国に招来した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Uzundk

6
直観を信じて良いときと悪いとき。私達は意識で認識する前に多くの情報を無意識で受け止めている。特に身体能力に関わるものは意識してから動いては遅すぎるためほとんどが自動運転であり直観こそがそれを支配していると言える。ところでもっと抽象的な事案になると、私達の直観はまるで役に立たない。ギャンブル、事故リスク、面接での印象などは私達が求めていることとたいてい食い違う。この本では人間の直観はどう働くのか、そしていつそれに身を任せても良く、いつ意識で制御すべきか提示してくれる。2015/12/27

koji

2
第10章面接試験の直観が役に立ちました。特に、固有のかつ多様な状況に適した反応を項目化しようとする構造化面接について詳しく調べたいですね。ある固有の仕事ですぐれた能力を発揮する人を特定させる振る舞いや考え方、知識やスキルを突き止めることから始まり、面接者はノートを取り、採点を記録していきます。予測と意思決定に対する有用性を高め、勘と経験による面接よりも予測が二倍正確になります。2013/03/03

Miyuki Yokoshima

1
評価:★★★★2014/06/22

おかみつる

0
直感の力は大きい  けどリスクも大きい  そのことをいろんなシチュエーションで説明している  真面目な本です  社会心理学とかリスク心理学とかの最新の研究成果を  うまく取り入れて  分かりやすく説明してくれている

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