内容説明
株主至上主義は、企業に何をもたらしたか。行き過ぎた株主価値の追求は、経営理念やステークホルダーを軽視した企業経営へとつながる。永続企業への調査とその分析・検証から、今企業に必要な5原則を提唱。
目次
第1章 「右肩上がり経済」の終焉と日本企業の限界
第2章 環境変化を生き抜く企業はここが違った―「永続企業」研究の概要
第3章 ヒアリング調査
第4章 永続企業モデルの5原則―原則1 経営理念の共有化と展開
第5章 永続企業モデルの5原則―原則2 経営理念に基づく意思決定
第6章 永続企業モデルの5原則―原則3 自律的な判断ができる組織づくり・人材育成
第7章 永続企業モデルの5原則―原則4 ステークホルダー・エンゲージメント
第8章 永続企業モデルの5原則―原則5 事業活動を通じて経営理念を価値に変えていく
第9章 「永続企業モデル」仮説のアンケート調査による検証
終章 永続企業の条件とは?
著者等紹介
倍和博[バイカズヒロ]
麗澤大学経済学部・大学院国際経済研究科教授および同大学企業倫理研究センター研究員。博士(経営学)。豪Bond大学経営学部客員教授(2008年~2009年)。専門は会計学
坂入克子[サカイリカツコ]
みずほ総合研究所(株)コンサルティング部上席主任コンサルタント。修士(経営管理学(国際経営))。内部監査士。専門は、CSR、内部統制、リスクマネジメント、企業倫理、コーポレートコミュニケーション
吉田健一郎[ヨシダケンイチロウ]
麗澤大学経済学部助教および同大学企業倫理研究センター研究員。博士(経営情報学)。専門は経営情報論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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