内容説明
科学論・科学哲学は、著者のライフワークのひとつであり、その成果を示す多様なテーマに取り組んだ諸論文を収める。
目次
科学と現実
科学史と科学哲学の融合―アメリカ科学哲学界の一傾向
象徴体系としての錬金術―自然の記号学へ
歴史におけるエネルギー
発明と発見
生物学における原子論と全体論
創発自己組織系としての自然
「科学の倫理学」へ―科学の比較文明的考察
著者等紹介
伊東俊太郎[イトウシュンタロウ]
1930(昭和5)年、東京に生まれる。1953(昭和28)年東京大学文学部哲学科卒業。1964(昭和39)年米国ウィスコンシン大学よりPh.D.(科学史)の学位を得る。1978(昭和53)年東京大学教養学部教授。現在、東京大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授、麗澤大学名誉教授。日本比較文明学会名誉会長、国際比較文明学会終身名誉会長、地球システム・倫理学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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