内容説明
激動するグローバル・マーケットの「天秤を持つ女」は誰なのか?日銀、BIS(国際決済銀行)、IMF(国際通貨基金)の勤務を経験した著者が案内する「冷静と情熱の狭間でゆれる」国際金融の世界。
目次
第1部 国際金融四方山話(BISとバーゼルの風景―世界経済の黒衣達;BISの歴史―七五周年を貫く「安定」のパラダイム;バーゼル2(新BIS規制)を考えるヒント―「規制」から「フレームワーク」へ
ためらいの経済学
蘇るロンバード街―国際金融センターの条件
二〇〇ニ年ユーロの旅―ヨーロッパの選択とその世界史的意義)
第2部 亜細亜金融道―BISアジア代表の日記(成都で考えたこと―二〇〇二年春;たかが、されどサッカー―二〇〇二年夏;「三酔人経綸問答」亜細亜番外編―二〇〇二年秋 ほか)
第3部 国際金融の新潮流(国際金融の新潮流とバーゼル・プロセス;岐路に立つ国際金融機関;アジアの資本フローと金融市場)
著者等紹介
吉國眞一[ヨシクニシンイチ]
1973年一橋大学経済学部卒業、同年日本銀行入行。ペンシルバニア大学留学、経済企画庁派遣、国際通貨基金(IMF)転出(理事代理)等を経て、国際局国際収支課長、同国際金融課長、同次長、ロンドン駐在参事を歴任。2001年7月日本銀行退職、国際決済銀行(BIS)Special Advisor就任、アジア太平洋事務所長、金融経済局Senior Advisorを歴任後、06年7月退任。同年10月新光証券株式会社シニアアドバイザー就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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