内容説明
リストラ・成果主義・株主優先など、米国型経営方法が主流となって久しいが、今やその限界と功罪が指摘され始めている。豊富な実務経験を踏まえ、江戸時代を中心に先人たちの経営思想を検証。日本的経営の特長を明らかにし、その神髄と現代的意義を説く。
目次
第1部 東西経営思想の基礎(合理と非合理:東西思想の根底に働くもの;東西比較思想論;アメリカ人のみる日本的経営;日本人のみる日本的経営)
第2部 日本的経営の源流(主従の絆:本多正信;勤勉の哲学:鈴木正三;創業と守成:創業期三井家三代(珠法・高利・高平)
商業道徳の確立:手島堵庵
商業道徳の普及:鎌田一窓)
日本的経営の本質
著者等紹介
堀出一郎[ホリデイチロウ]
1931年生まれ。1954年一橋大学経済学部卒業後、大阪商船(株)を経て1962年サントリー(株)に入社、取締役国際本部長、監査役、TBSブリタニカ社長を歴任、1993年麗沢大学国際経済学部教授に就任
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