ネクスト―善き社会への道

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784892054716
  • NDC分類 311
  • Cコード C1036

内容説明

コミュニタリアニズムの第一人者が、理想の民主主義社会像を包括的かつ細緻に論究し、真の中道主義に基づく具体的な公共政策を提示する。「道徳的公共哲学」へのいざない。

目次

1 善き社会―第一原理
2 コミュニティーにしかるべき位置を与える
3 柔軟な道徳文化のために
4 スリムだが、活動的な政府
5 経済―強力だが、放任はせず
6 ゲームのルールを救う
7 多から―一?
8 次なる大きな対話―新たな対抗文化か、信仰復興か

著者等紹介

エツィオーニ,アミタイ[エツィオーニ,アミタイ][Etzioni,Amitai]
1929年、ドイツに生まれる。エルサレムのヘブライ大学で修士課程を修めたのち、アメリカ合衆国に移住。1959年、カリフォルニア大学バークレー校で社会学の博士課程を修了。その後、ハーバード大学経営大学院教授、ブルッキング研究所客員研究員、コロンビア大学教授などを歴任し、現在はジョージ・ワシントン大学教授。1990年、コミュニタリアニズムの思想運動「応答的コミュニタリアン運動」を開始、コミュニタリアニズムを代表する思想的リーダーとなる。また、その機関紙『応答的コミュニティー:権利と責任』を創刊し、編集長として活躍した。1994~95年、会長を務めたアメリカ社会学会の重鎮であり、ホワイトハウスの政策決定にも少なからぬ影響を与えてきた

小林正弥[コバヤシマサヤ]
1963年生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学法学部助手を経て、千葉大学法経学部教授。政治哲学・公共哲学・比較政治を担当。95‐97年にケンブリッジ大学社会政治学部客員研究員、セルウィン・コレッジ準フェロー。公共哲学研究に尽力し、千葉大学社会文化科学研究科・公共研究センター共同代表(公共哲学センター長)、公共哲学ネットワーク代表。また、9・11の後で研究者と市民との連携による平和活動も開始して、地球平和公共ネットワーク代表
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