内容説明
ジャムゥは誰でも日常簡単に応用でき、健康増進薬から病気の治療薬まで広く活用されています。本書はジャムゥの処方、個々の生薬と薬効をまとめ、原植物を写真とイラストで紹介する。
目次
ジャムゥの歴史と体系（チャンディ・ボロブドゥールとジャムゥ；科学社会へのジャムゥの登場；ジャワ文化の流れから推定したジャムゥ体系）
疾患別によるジャムゥの処方の解釈（ジャムゥの材料と調合の基本；疾患別によるジャムゥの処方と解説；小児疾患に関する内服および塗擦用ジャムゥ；婦人科および産科に関する内服、外用ジャムゥ；消化器系疾患に関する内服、外用ジャムゥ；風邪様症候群および咳嗽に関する内服、外用ジャムゥ；一般の健康増進用ジャムゥ；腎疾患、代謝に関する内服用ジャムゥ；中枢神経系または血液循環系疾患に関する内服用ジャムゥ；塗擦用ジャムゥ［パルム］について；お茶代用のジャムゥ）
ジャムゥ配合生薬の原植物とその薬効・適応症状
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Akihiro Nishio
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マニアックな本であった。インドネシアの伝統的な生薬の配合と、その作り方、処方の仕方。それから、それぞれの生薬の姿かたちまで。漢方薬やアーユルヴェーダに詳しい人ならば、その違いを比較して楽しんだりできるかもしれないが、自分にはまったく歯が立たない本であった。こんな本が日本語で読めるってことが凄い！2012/05/16
