感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
無能なガラス屋
5
「太陽系から人間まで、人間から原子まで、宇宙のすべてのものは上昇するか下降するか、進化するか退化するか、発展するか崩壊するかのどちらかだ。しかし機械的に進化するものは何一つない。ただ退化と崩壊だけが機械的に進行するのだ。意識的に進化することのできないものは--退化するのだ。」2023/12/15
kanaoka 57
5
「人間は、宇宙の法則に束縛されて動く機械であり、そこに自由は全く存在しない」 グルジェフ(G)の宇宙論、人間機械論、霊性進化の体系には、人間や自我に対する洞察があり、ノスタルジックな寓話としても惹かれるものがある。しかし科学的には単なる虚構であり、雑多な直感的法則を積み木のように組み上げた危うい楼閣のようでもある。Gは師として君臨し、絶対の服従を要請するカルトを形成する。Gは著者ウスペンスキーをはじめとした弟子達により意図せず練り上げられた偶像ともいえる。自らの意思決定権を放棄することの怖さも感じさせる。2015/12/24
ALAGON CARLOS
1
俺を救った本2020/05/28
カルロス
0
◆人間は自分自身を知らない。そこで自分のすべて、気分・感情、考え、感覚、動作・姿勢、声の調子・顔の表情などを見る。自己観察は自己分析とは違う。良い・悪いの判断をせずに観察に徹する。◆自己観察するためには、まず、「自己想起」しなければならない。自分を想いだせ。◆自分のものだと思っているもの、見解、習慣、欠点でさえも、模倣によってつくりあげたものか、既成のものを借りたものに過ぎない。◆自己観察そのものが、心理・精神に変化をもたらす。本人が自己観察しておれば、自動的(機械的)行動ではない。2015/05/02
Toru Pablo Tsurumaki
0
1982年11月3日読了。 ドレミの秘密など秘教的な匂いのする本だと思う。 一度読んだだけなのでまだ、内容はつかめてない。 機会を見つけてまた読みたい。2004/11/03
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- STYLE WAGON 2017年9月号