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内容説明
嫌われていたと思っていた義妹の雫に「私のことを好きになれ」と催眠術をかけられた碧人。その催眠にかかったフリをする日々を過ごしていたが、ついに催眠にかかっていなかったことがバレてしまう。気まずさから雫との距離が離れていく中、「碧人のために生きる」と催眠をかけられた幼馴染の凛子が甘い囁きとともに一転攻勢をかけてくる。それと同時に、ライバル作家の笹本とのバトルが勃発する!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nishiyan
15
催眠術にかかったふりをしていたことが雫にバレてしまった碧人。気まずい日々が続く中、凛子に「碧人のために生きる」と催眠術をかけることになったり、ライバル作家の笹本と創作バトルが勃発する本巻。片や催眠術、片や女装でしかコミュニケーションがとれない相思相愛の二人に発破をかける編集者の吉沢氏の奇策は愉快。兄妹カップルのいちゃいちゃはエッチな方向にも加速して楽しいのだが、碧人の愛獲得に全てをかなぐり捨てて挑んでくる幼馴染の凛子の恐ろしさが物語に不穏な空気を漂わせるのが面白い。そして衝撃的なラスト。次巻が気になる。2021/04/09
chirako
5
1巻からギャグ展開で一番期待していた幼馴染の設定がシリアスの下地にしか使われなくてここは本当にガッカリした。頭が「完全に」おかしいキャラがこの作者の魅力だけど、キャラが「必要以上に」重いのも大きな魅力。今回も冒頭に明かされる幼馴染が重くて譲れない理由が普通のラノベのメインヒロイン以上でここは面白かった。ラストのクリフハンガーもオチが見えてる気がする(あの悪手は幼馴染がわざとかもしれないけど)2021/08/15
しらかみちゃん
1
一巻でも分かっていましたがあえて言わせて下さい……幼馴染もヤベェ! 自分の欲しいものに全身全霊で向かう幼馴染がヤバかったです。 それを成し遂げるための能力があり、圧倒的な力と正論を前に、義妹と主人公が暴論で挑んでいました。 ちょっとから結構えっちな展開もあり、俺達の戦いはこれからだ!で終わっても良いラストのラスト… 幼馴染が怖すぎる問題!2021/04/07