内容説明
ハズレ職として有名な「赤魔道士」でレベル20(初級リミットレベル)になったせいで、中級職へのクラスチェンジができなくなってしまったレオン。未知のクラス「賢者」という候補が出るもクラスチェンジの条件を満たせず、ついに所属の高レベルパーティーをクビになってしまう。しかし、新たな門出の祝いにとギルドマスターに連れて行かれた風俗店で筆下ろしを済ませた彼の頭に、『賢者タイムを開始します』と、突然メッセージが流れた。器用貧乏なハズレ職から、時限式とはいえ最強職へとクラスチェンジができるようになったレオンは、世界中に点在し、モンスターを生み出し続ける「塔」の攻略を進め、やがて最後の塔へいたる勇者を再び目指すと決意する。
著者等紹介
ほーち[ホーチ]
ノクターンノベルズを中心に活動。“平尾正和”名義でも執筆活動をする傍ら、ミュージシャンとしてシベリアンニュースペーパーというバンドでドラム&パーカッションを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しまふくろう
16
表紙が可愛くて購入。挿絵も良かった。 物語はパーティーを解雇された主人公が、搾取されていた事を知った後才能に気付く話。賢者になる為にえっちしなければならないのがちょっと捻っていて面白い。 個人的な嗜好の問題で、搾取されていた問題がそのまま放置だったり賢者タイムの使い勝手がどう見ても悪すぎたり、話がなかなか前に進まなかったりと、悪い意味でもやもや感が残って終わるのがかなり困った。2020/02/20
菊地
1
「賢者タイム」と言う言葉からの着想なんだろうけど、能力の定義が甘いせいか能力の「凄さ」よりも「不便さ」の方が気になってしまう。もうちょっと便利で凄い能力にしてチート無双させてもいいと思うんですけどね。2023/04/23