内容説明
最愛の師、ルヒティを失いながらもラウム公爵バザールとの戦いに勝利し、王権の奪取に成功したイシュリーンはグラミア王国の王となった。その後、神聖スーザ帝国とのクローシュ渓谷における王としての初陣をナルの策により勝利で飾ったが、対帝国以外にも、対近隣諸国など多くの問題が残されていた。そんな中、王補佐官となったナルは、イシュリーンを守るべく数々の策略を巡らせていく。『小説家になろう』未掲載書き下ろしエピソード収録。
著者等紹介
木根楽[キコンラク]
『小説家になろう』上で、2012年初夏から2014年夏までの約二年間、作者として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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dorimusi
6
Kindle Unlimited. ちょっと間が空いて読んだけど3巻も面白かった。 しかし元がなろうだから巻の区切りが微妙。1つの巻の中にいろいろ詰め込まれてて逆に読みにくくなってる気が…… 3巻はアルメニア訪問、アラゴラ併合、スーザ帝国戦まで。間にアルメニアの話しが挟まってて世界観に迫る話しなんだけど、グラミア側でそこまで魔法が表に出てこないのでちょっと違和感。2025/03/16
こも 旧柏バカ一代
6
ついに十字軍みたいな帝国を撃退した! 2019/03/28
nas
5
面白い。なんかアルスラーン戦記の面影があるなと思ってたけど銀英伝感の方が強いかもしれんな。ラインハルトに仕えてる容赦のないヤンみたいな。まあそれはもはや強すぎてヤンではないんだけど…。でもなんかナルサスよりヤンっぽい気がするんだよなぁ。あとゲオルグとアルウィンがロイエンタール、ミッターマイヤーっぽいなと思ったり、しかしマジでこれはかなり好きな感じだ、嬉しい2020/04/23
すがはら
4
策謀、凄まじい戦闘、戦況の読み合い。敵味方お互いが裏をかきあっていくので、途中、もうこちら側が優位なのか不利なのかさっぱり分からない状態に。主役カップルの初々しさが良い箸休め。自陣営に主要人物の戦死がなかったのは嬉しいものの、敵も肝心なのを討ち取れないまま。古代文明がらみの流れは今一つ。あまり前面に出ないで欲しいが、そうもいかないか?アルメニアの母娘も苦手。2017/12/12
ごんぞう
3
★★★★。 帝国との激しい戦い。オッサンが生きるか死ぬかのシーンが序盤から連続していて非常にやきもきしました。あと、話が進むごとにアブリルがナルにベタ惚れしていきますが……この先どうなるのやら。2019/03/30
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