内容説明
神が住まう天上。魔物が住まう地上。そして人が住まうのは狭間の世界…。狭間には浮遊する七つの大陸があった。大陸が下がれば強い魔物が多く現れ、大陸が上がれば魔物は現れずひと時の安寧を得られる。大陸浮遊の原動力を司るのは神より与えられし“運命の輪”。二千年の時を経て、その“運命の輪”に異変が起こり始める。避けられない滅びの時。一人の少年が蒼き翼で天地狭間を翔け抜ける―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
4
web版はチラ見程度。流行の転生物ではない異世界ファンタジーですね。しっかり設定されてるし、硬派な物語を作ろうとしてなと思いますが、規模がでかい戦闘があるわりには、やや地味かなという印象も。なろうでは珍しくしっかり完結してから書籍化スタートしてくれた所が好印象だったのですが、書籍化が完結する前にレーベル無くなってしまいそうな気が……。あと、挿絵も何か少ないし、口絵も無いし、挿絵の登場人物数も少なすぎて、主要キャラ分のキャラデザもちゃんと作られてるのか?等と折角の書籍化も残念な事になりそうな感じが。2015/08/16